鹿児島県喜界島初の指揮者。
東京音楽大学指揮科卒業、同大学大学院(指揮)修了。指揮を広上淳一、汐澤安彦の各氏に師事。
2021年、22年にサントリーホール主催「オープンハウス」において横浜シンフォニエッタ、
あいちオーケストラ・フェスティバル2021において愛知室内オーケストラを指揮。
2021年からはオーケストラ・アンサンブル金沢学校公演、「ファミリーコンサートwith青島広志」に出演し、2023年には同オーケストラの佐世保・喜界島公演を成功へ導く。このほかにも群馬交響楽団、中部フィルハーモニー交響楽団、九州交響楽団などへ客演している。
2022年より、りゅーとぴあ新潟市民文化芸術会館「新潟市ジュニアオーケストラ教室」指揮者に就任。
2014年スロヴェニアで行われたマスタークラスにおいて、ドイツ・マンハイム音楽大学教授クラウス・アルプ氏のレッスンを受講し、修了演奏会ではリュブリャナ・インターナショナル・オーケストラとベルリオーズ作曲「幻想交響曲」を共演した。これをきっかけとして、2015年秋から渡独。
マンハイム音楽大学においてオーケストラ指揮を学び、クラウス・アルプ教授の指導のもと、
オペラ・プロヴディフ・シンフォニーオーケストラ(ブルガリア)、コンスタンツ南西ドイツ・フィルハーモニー(ドイツ)などを指揮した。
2017年からは拠点をダルムシュタット音楽アカデミーに移し、リンダ・ホロヴィッツ氏、ヤン・シューマッハー氏の指導のもと合唱指揮としても研鑽を積む。
また、定期的にアカデミー合唱団と共演し、宗教曲のみならずジャズやポップスなどさまざまなジャンルの合唱曲を演奏した。
2018年ドイツにてヴィルヘルム・ペーターゼン協会主催、ペーターゼン作曲オペラ「黄金の壷」を指揮し成功を収める。
在学中には若手演奏家によるカンマーオーケストラを組織し、バッハのカンタータ、バロックオペラや協奏曲、現代音楽やモダンバレエを指揮するなど、意欲的な活動を展開した。
2019年7月、合唱指揮者ヴォルフガング・シェーファー氏の合唱セミナーに参加し指導を受ける。
卒業演奏会では、シェーンベルク作曲モノドラマ「期待- Erwartung」を指揮。2019年9月に完全帰国。
オペラの分野では、茨城県民オペラ協会主催「ニューイヤー・ガラコンサート2015」に抜擢され演奏会を成功に導く。2021年、同オペラ協会とプッチーニ作曲「ラ・ボエーム」を上演した。
また若手オペラ歌手による団体を組織し、ドニゼッティ作曲「愛の妙薬」を指揮するなど積極的にオペラ作品にも取り組んでいる。